はい

どうでもいいでしょ

うつつ

夢から醒めた直後の頭が一番冴えている。ピンクと水色と赤の掃き溜めみたいな空間で独りきり、私の部屋。少女趣味な雑誌やら下着やらバッグやらの海からむくりと起き上がるのが美少女なら良かったのにね。目を開けて伸びをするとやけに真っ白で華奢な手首が目に入って、ああ、可愛いあの子と体が入れ替わったのかな、なんて思いつくけど眼鏡をかければ夢は終わる、休日の昼前。そして襲い来る絶望と後悔と懺悔、死にたい。できれば数学なんて英語なんてやりたくないんだ、私は哲学用語図鑑とアマリリスが読みたい、編み込みの練習をしたい、下着に薔薇の刺繍を施したい、死にたい、綺麗な体のうちに綺麗に死にたい、大学生になりたい、大人になりたくない。

今日は平日だけどお腹が痛いから学校は休んだ。明日は学校に行けると思うけれどノートやプリントを気軽に見せて、って言えない、だから憂鬱、もう学校休まない。